他人よりも余計に礼を尽くす人でありたい

言葉を力に

こんな人になりたいけど、なかなか難しい。。。

「たとえ身分の低い者であっても、見送りをしてくれるならば、馬をそちらの方向に引き向けて、丁寧に礼をするといいだろう。身分の低い者でも、帰る際には少し見送ってやるのがよく、とにかく、人よりも余計に礼を尽くすのがよろしい」
現代なら、たとえ部下や目下の人、あるいは取引業者等々に対しても礼を尽くすということ。
相手への敬意がなければ、礼を尽くすことはできない。
逆に言うなら、ポケットに手を突っ込んだまま話したり、会った時にいい加減な挨拶や礼をしたり、お客様がお見えになったりお帰りになる時に座ったままで立たなかったり、人前でも平気で帽子をかぶっている、などということは相手に敬意を払っていないということ。
面倒だからこそ、やらなければならないことは多くある。
「人に対して、真正面に向き直り、丁寧な礼をすること」
これらのことを、気の向く時、気の向く相手にだけするのではなく、自分のあり方として守ってゆく時、それはいつしかさまになり「美しさ」へと変わってゆくものです。
タイトルとURLをコピーしました